どうも、ご無沙汰しております。
ヤシコンのレンズが数本増えたので前から持ってたPlanarも持ち出して撮り比べてみました。
今回持ち出したのは
①Planar 50/1.4
②Tessar 45/2.8
③Vario-Sonnar 80-200/4
どれも比較的お求めやすい価格で手に入る上に泣く子も黙る「Carl Zeiss」。
どんな写りなのかとても気になります。
さっそくデジタルでテストしてみた
今回は1時間くらいしか時間がなかったので近所の公園でマウントアダプターを付けたα7Ⅱでサクっと試し撮り。
Planar 50/1.4
α7Ⅱ Planar 50/1.4(Y/C) 絞り開放(F1.4)
開放だと柔らかい写りと周辺減光で特徴的な写真に。
左のボケもなかなか個性的。
α7Ⅱ Planar 50/1.4(Y/C) F8
F8まで絞るとキリっとシャープに。
等倍でみると花びらや葉っぱの繊細な描写にビックリします。
α7Ⅱ Planar 50/1.4(Y/C) 絞り開放(F1.4)
逆光で開放だとロマンチックさ倍増。
チェーンの反射が美味しい。
α7Ⅱ Planar 50/1.4(Y/C) 絞り開放(F1.4)
遠景を開放で。
青空だと周辺減光が際立ってよりオールド感が出ます。
中心部もピントは合ってるけど柔らかい(甘い)感じで現代のレンズには味わえない写り。
α7Ⅱ Planar 50/1.4(Y/C) F2.8
F2.8まで絞るとキリっとシャープになります。
α7Ⅱ Planar 50/1.4(Y/C) F8
F8まで絞るとシャープさも周辺もばっちり。
遠景でキリっとした写りが好きならF8が一番美味しいかも。
さすがは標準レンズの帝王の写りが楽しめます。
Tessar 45/2.8
続いてはPlanarと画角が近い「鷹の目テッサー」。
α7Ⅱ Tessar 45/2.8(Y/C) 絞り開放(F2.8)
こちらは開放からかなりシャープ。
開放F値が2.8と無理のない設計がいいのかも。
相変わらず周辺減光は目立ちますが開放から安心して使えそう。
α7Ⅱ Tessar 45/2.8(Y/C) F8
F8まで絞るとカリカリです。
Planarも絞ると相当シャープですが比べるとTessarの方があっさり系かな?
α7Ⅱ Tessar 45/2.8(Y/C) 絞り開放(F2.8)
開放の逆光。
α7Ⅱ Tessar 45/2.8(Y/C) 絞り開放(F2.8)
α7Ⅱ Tessar 45/2.8(Y/C) F8
「鷹の目」の名は伊達じゃないです。
かなり自分好み写りをするレンズですが、このレンズの素晴らしいところはパンケーキレンズなところ。
マウントアダプターが付いてるから分かりにくいけどだいぶ薄い。
銅鏡はプラスチックでフォーカスリングも軽いけどこの手軽さと写りのバランスは素晴らしい。
Vario-Sonnar 80-200/4
お次はズームレンズ。
α7Ⅱ Vario-Sonnar 80-200/4(Y/C) 絞り開放(F4) 200mm
こちらも開放からシャープ。
さすがにボケと圧縮効果で面白い。
α7Ⅱ Vario-Sonnar 80-200/4(Y/C) F8 200mm
キレキレ。
α7Ⅱ Vario-Sonnar 80-200/4(Y/C) 絞り開放(F4) 200mm
逆光の開放。
ちなみに画角の比較はこんな感じ。
α7Ⅱ Vario-Sonnar 80-200/4(Y/C) 絞り開放(F4) 80mm
α7Ⅱ Vario-Sonnar 80-200/4(Y/C) F8 80mm
α7Ⅱ Vario-Sonnar 80-200/4(Y/C) 絞り開放(F4) 200mm
α7Ⅱ Vario-Sonnar 80-200/4(Y/C) F8 200mm
こうして見るとだいぶ寄れますね。
あとこのレンズ、テレ側で最短撮影距離が1mとかなり寄れますので望遠マクロ的な使い方が出来ます。
まとめ
ヤシコンのツアイスレンズは比較的安価で手に入るレンズが多く(今回のレンズはどれも安く手に入れました)、個性を出しながらも実用的な写りも楽しめて実にバランスがいいと思います。
今回はデジタルで試しましたが、是非フィルムでも試したくなりました。
モノクロ、カラーネガ、ポジそれぞれで個性を出せそう。